さ く ら ん ぼ 


愛し合う 2人


幸せの空


隣どおし あなたとあたし






くらん






「はぁ…なんで…今日に限って……」


あたし、は今日補修を受ける事に。






今日は…私にとって特別な日なのに……








?今日、補修なの?」

「そーなのよぉ…いのちゃんっ…先に帰っててっっ」

「うん、分かった。頑張ってね〜!v」

「う、うんっ……」





「頑張ってね」…か。

頑張れって…頑張る気になれないよぉ……。


補修なんて

補修なんて





だいっきらぃぃっ!!












「はぁぁ……」


っ!!何回目の溜息だと思ってんだぁ!?」

「イルカせんせー…帰りたいですぅ…」

「何言ってんだっ!お前は自分の成績を分かってんのか!?」

「ぅぅっ…でもっ……」




なんで今日なのよぉ…っ







今日は…っ




















ガチャッ


「すみませぇーんっ…遅れましたぁー……ってぇッ!!」

「こらぁぁぁ!!ナルトぉぉぉ!!1時間の遅刻だぁぁぁぁあああ!!」

「だからってッ!!チョーク投げるなんてっ…酷いってばよぉ!!」


ナルトはチョークが当たったところを摩りながら教室に入った。





「ナ、ナルトぉ…??」

「あーっ!!ちゃんだってばよーっvV」

「ナルトも…補修なの……?」

「そうなんだってばよ……」





う、う、う、う、う、う、嘘ぉぉぉ!?






ナルトも!?




ナルトも補修!?







しかも今日……








今日は








私達が初めて付き合った日。




今から2年前の今日。









ひょ…ひょっとして…運命ってヤツ!!!???













「じゃぁ、補修の続きをするぞっ」



「はぁーぃっwww」



「ど、どうした…機嫌良いな…」



「えへへっ…そうですか?v」














窓の外には青い空が広がっていた。




あの時と同じ空。




その空は、幸せの空なのかな?















「ナルトっ」


「何だってばよ…?」


「今日が何の日か覚えてる?」


そう言うとナルトは微笑んで言った。


「もちろんw覚えてるってばよv」















「じゃあ、私の事…好き?」








ナルトは私の予想通りの言葉をくれた。












――――大好きだってばよっ――――
















愛し合う2人 いつの時にも


となり同士 あなたとあたし






さくらんぼ












fin...




久々のナルト夢。

微妙な短編物ですね。(ぇ)

作者のお気に入りは最後の辺ですw(知らん)

最後の方は気合入れてみましたw(は!?)





「さくらんぼ」

作詞 愛
作曲 愛
唄  大塚愛



05.8.26