雨の日の出会い







「ひゃぁー…今日も結構降ってるなぁ〜……」


私は外を見ていた。

今は梅雨。

雨が大量に降る季節。



そして今日も雨。

これから毎日ずーっと降るのかなぁ〜…とか思うと複雑な気分。

雨降ってるとなんかこう…ブルーになっちゃうんだもん……。

あー…雨の日ってやだなぁ〜……。










「やっほーっ！…って何ぃ？また外見てんの〜？」

「あっ…いのちゃん……っ」

「何時も何時も外見てんのね〜…は。何で見てんのよ？」

「何時もじゃないよっ！だって雨止まないんだよ！？」

「しょうがないわよ。梅雨なんだから。」

「むーっ…雨の馬鹿野郎ーーーッ！！」






バッ






その瞬間私は近くにあったゴミを外に投げ捨てた。





「おっ！やるぅ！！私も投げちゃぉっかなぁｖＶぁ、でも下に誰か居たら……」

「誰も居ないよ〜！だって今こーんなに雨降ってるんだよー？誰も外に出ないってｖＶ」

「それもそーねっｗもし誰か居たら異常よね！異常！！」

「うんうん！異常だよっ！人間じゃないって！宇宙人だよ、その人！！(笑)」

「はははっ！そーよね！宇宙人よね！！(笑)」

「そうそう！！だから居るわけないっしょっ！！(笑)」

「うんうん！居たら宇宙人って呼んじゃうわッ！！(笑)」

「そうだね！居たら宇宙人って呼ぶー！！ｖ(笑)」




ゴチン





「っ痛………ッ」









「ん？何か変な音と誰かの声が聞こえなかった…？」

「そういえば…何か聞こえたような……」

「何処から……？」

「ひょっとして…………」


二人はお互いの顔を見合せて下を見た。

そこには頭を摩っている人が居た。

手にが投げたゴミを持って。





「ど、どうしよう…っ！！……ゴミが当たったみたいっ………」

「ほ、本当に人が居るなんて………」

「と、兎に角っ…誤ってくるねっ……！！」

「うんっ…頑張って……！」















教室の真下に来た。

そこにはやはり人が居て……



「ぁ、あのっ…ごめんなさいっっ！！」

「…な、何だ……？」

「ぁ、あの私…っ…その…ゴミ落としちゃって……」

「あぁ、コレか……気にするな………」

「え？」

「仕方の無い事だ…。回避できなかった俺が悪い。」

「か、回避…？そ、そんな…っ！私が悪いんですっ……！！」

「俺が悪い…」

「私です…！」

「俺」

「私」

「俺」

「私」

「俺」

「私」

「俺」

「わた………あの、もう止めにしませんか…？」

「そうだな……フッ」


すると急にその人が笑い出した。


「………？」

「悪い…こんなに可笑しかったのは久しぶりだ……」

「そ、そうですか。私も…宇宙人がまさか居るなんて……ハッ」

「宇宙人……？」

「いえ、その…こんな雨の日に外に居る人は宇宙人ぐらいだって…いのちゃ…友達と話してて……」

「いや…居るだろう……普通に。」

「そ、そうですね…あはははは……」

「フッ…変な奴だな……」

「へ…変な奴で悪かったですねー……」



するとその人は私の頭を撫でた。




「ぇ……////」

「変な奴って言うのは一応褒めていたつもりなのだが…な」

「つ、つもりって何ですかぁ！？つもりって……！」

「別に良いだろ……」

「よ、良くないですーっ！！」

















その時


雨が止んだ。









「あ、雨止みましたね……」

「あぁ…そうだな……」

「じゃぁ、私そろそろ………」


「そうか……」



そう言うと私は落としたゴミを持ち教室に行こうと走った。












「あ！あのっ……！！」


「…何だ……？」








「私っ！って言いますっ！！貴方はっ！？」





「………日向……ネジだ。」








「あのっ…本当にすみませんでしたっ！！」







「いや…気にするな。」






「それでわーっ！！」







「あぁ」









日向ネジ…さんか。


良い人だったなぁ……。



また、雨が降ったら会えるかなぁ……？



多分会えるよね？



だって今は梅雨だもん。



毎日雨なんだからっ！！ｖＶ







ＥＮＤ。





何が宇宙人なんだか(苦笑)

ゴチンって言う程硬いゴミだったんでしょうかね？(待)

終わりが変で御免なさい;;

こんな終わりしか思い浮かびませんでした;;(汗)

実はこの作品が２０作目になります！ｖ

次の目標は３０作ｖＶ…何時になるんでしょうね…;;(苦笑)




この作品は明菜様宛隠しページリクエスト夢小説です。

雨ネタと言う事で如何だったでしょうか？

気に入って頂けると嬉しいですｖ



この作品は明菜様のみお持ち帰り可能です。

隠しページ発見有り難う御座いました。



05.6.21