親 友 だ も の
「き、来たッ」
「うん。頑張ってねっw」
「サスケくーんっ…おはよぅ〜vV」
「………あぁ」
そう、私は親友。
サクラちゃんの親友。
だから裏切れないの。
親友だもの。
++ 親 友 だ も の ++
「いつも有難うねw」
「ううん、気にしないで…大したことはしてないもの……」
そう私はサクラちゃんの親友。
サクラちゃんはサスケ君の事が好きだから私はその恋を手伝っています。
そう、ただ手伝うだけ。
友達…親友だもの…応援しなちゃ……。
「よーーーーしっ!!いのになんか負けないわよーっ!!」
「気合入ってるね……サクラちゃん………」
サクラちゃんは私の方を見てガッツポーズ(古)をした。
「当然よっ!!今日こそはサスケ君と家まで帰るんだからっw」
サクラちゃんはサスケ君がこの道に来たら「偶然」とか言って一緒に帰ろうとしているようです。
ベタ(?)だけどコレは中々大変な訳で……。
今日は話題万全見たい。
「っ…フォロー(?)とか色々宜しくねっw」
「任せてw…親友だもの」
親友だもの…それが私の口癖でした……。
親友だから……私はサクラちゃんの親友だから……。
この気持ちを抑えないと…駄目……。
「よーーーしっ!!サスケ君が来たっw」
「頑張って……サクラちゃん………」
サスケ君がこの道を…私達の前を通りました。
何時もと変わらない表情で。
「サスケくーーーーんっっ!!v」
「サ、サクラ……」
「一緒に帰って良いっ?」
「…………」
サスケ君が戸惑っている。
このままだと多分…サクラちゃんと一緒に帰ってくれない……。
それは見た感じですぐ分かった。
私が何とかしなちゃ…親友だもの……。
「サスケ君、私からもお願い……ッ」
サスケ君は私の方を振り向くと何かを考えているような顔になった。
「……ありがとうw」
サクラちゃんが私の耳元で囁いた。
「流石私の親友ねw」
サクラちゃんが喜んでくれるた。
だって私は親友だもの。
サクラちゃんの手助けするの。
親友だから……。
「………………」
サスケ君が私の名前を呟いた。
え?何?何なんだろう?
!?
「ちょ…サスケ君っ!?」
するとサスケ君が私の腕を掴み森の方へと歩き出した。
ど、どういう事……!?
「な、何するの!?」
「……いいから来いッ」
それは見たことの無いサスケ君でした。
如何みても荒れていると言う感じで……。
こ、怖いッ……。
私はサスケ君に腕を引っ張られ森まで連れてこられた。
サクラちゃんは如何してるのだろう…と考えながら。
「……痛ッ」
サスケ君に掴まれた腕が赤く痣になっていて……。
凄く痛くて……。
「………悪い……」
珍しくサスケ君が誤った。
「な、何?如何してこんな所にっ…!?」
ぎゅっ
「………ぇ」
その時私はサスケ君に抱きしめられた。
サスケ君の腕の中に包はとても…暖かくて……。
「…………きなんだよッ」
「………ぇ?」
「俺…の事好きなんだ……だから俺とサクラをくっ付けようとするなッ」
「…………サスケ君」
空耳かと思った。
だってあのサスケ君が私の事を好きだなんて……。
私は
抱きしめられた体を抱き返していました。
私もサスケ君の事が好きだったから。
もう歯止めが利かない………。
ごめんね…サクラちゃん……。
サクラちゃんは私が裏切ってるなんて考えもしないでしょ?
でも私とサクラちゃんは
―――――― 親友だよ ――――――
END。
初サスケ夢。初夢のくせにこんな感じです(苦笑)
これは前にウイルスで消えたのをリメイクした話です(ぇ)
内容は全く同じですが…ちょっと変えたり色々。(色々!?)
前からこういうシリアス物(多分)を書きたくて……。
サスケ夢はこれからシリアス物が結構増えるかもです。。。
「かも」なので(ォィ)
05.5.15