幸 せ は コ コ か ら 。


幸せはココから。




この世には偶然なんて無い


あるのは必然だけ







「おめでとうございますっ!!一等、豪華グルメ旅行の旅大当たりーーーっ!!」


カランカランカラン


勢い良くベルの音が鳴り響く。




「いっ…一等!?…マジかよ……」



俺、奈良シカマルは気が動転していた。



おつかいの帰り道

丁度10枚溜まった福引を

参加賞のティッシュ目当てやった俺が





一等って。







「あの、何かの間違えじゃないっすか…?」

「間違えな訳あるもんか。ほら、一等の金色の玉だぞ!」

「ほ、本当だ……」



マジで一等の金色の玉だ……。








え、俺…ひょっとして………








ご、豪華グルメ旅行の旅にマジで行けんのかよ!!















「で…なんでお前らが居んだよ……」


そう、俺が誘ったのはだけなのに………



なんで……ネジとサスケが居んだよっっ!!





「一等のグルメ旅行の券に、4名まで無料って書いてあるだろう?」

「だからって、なんでお前らなんだよ!?」

「それはね、私が二人にこの事を話してた所にヨシノさん(シカマル母)が来てねー」

「ヨシノさんが、もし良ければ君達も行来る?って誘ってくださったんだ。」

「か、母ちゃんが………!?」



((母ちゃん…何故、何故なんだ…!?))



「良いじゃねぇか、木ノ葉で有名な一族(うちは、日向)が居るんだし…安心だろ?」


((何が安心なんだよ!?つーか、奈良一族だって有名だっつーの!!))


「じゃぁ、行こっかw」

「嗚呼。」

「まずは…コノハ宿に行くらしいぜ?」

「こっちの方だな…」


((オイ!!お前らだけで勝手に行ってんじゃねェよッ!!))


















「ここがコノハ宿かー。広いねw」

「そうだな。相当古い造りと見た。」

「おっ、お勧めはトマトの生煮込みか……vv」←サスケ君はトマトが大好き

「皆楽しそうだな……」

「あれ?シカマル君は楽しくないの…?」


がキョトン顔でシカマルを見た。


「荷物運ぶの面倒くせぇだろ……」

「もー…シカマル君ったら〜」

「ま、其処がシカマルらしいけどな。」

「確かに…」


クスクスとネジとサスケは俺を見て笑(?)った。




なんだよ…どーせ俺は面倒くさがりだってのっ!!






…一応俺のお陰で来てんだけどな……


…アイツ等は全然感謝してねェっぽいし……




なんだか嫌な気分だぜ……













「来た!!」


サスケが立ち上がった。


すると部屋のドアがガラガラと開いた。




「失礼します。トマトの生煮込みをお持ち致しました。」


「すごーいvVサスケ君凄いよーw」

「まぁな…((に褒められた…v))」

「俺だって分かっていた。((白眼使って))」

「……((トマトが来たの分かったって意味ねェっつーの))」





数分後




「美味しかったねーvvトマトの生煮込み最高ーvv」

「嗚呼、美味かった……w」

「あんな美味しいトマトの生煮込みは初めてだ……v」

「あー…そうだな……」

「んもぅ、シカマル…美味しくなかった??」

「んな事ねぇ…旨かった…」



俺が…俺が…一等当てたんだぜ?

なのに……









「シカマル…?」

「もう…俺帰る……」

「っちょ…?!シカマル……!?」







皆ムカつくぜ……

なんで……

俺より楽しんでんだよ……

俺が当てたのに……

俺が……



俺がと二人で行こうって思ってたのに……












「ちょっ…ちょっと、シカマルーーーっ!!!」


「…………!?」


「もっ…はぁはぁ……シカマル足意外と速いんだもんっ…はぁはぁ…」



こんなに息を切らしてまで俺を追いかけて来てくれたのか……?





「なんで…怒ってたかは分かんないけどさ……まだ旅行始まったばかりでしょ?帰るなんて言わないでよっ」

「なっ…には関係無いだろーがッ」

「関係…関係あるよっっ!!」






「だって…シカマルと一緒に旅行にずっと来たかったんだもんっ」

「は……?」

「凄く…凄く楽しみにしてたのっっ…だから台無しにしたくないのっっ…」

……」



マジなのか?

マジでが俺と旅行に来たかったのかよっ!?






凄ェ……



凄ェ……





「凄ェ嬉しいんだけどよ……」

「え…!?」

「俺も…と来たかった…凄ェ楽しみにしてた……」


「本当……?」

「嗚呼……」




「嬉しいっ……vv」


「ぉわっ……行き成り抱きつくんじゃねェッ…////」





嬉しい……

も俺と来たいって思ってくれていたから……













俺が一等当たったのは本当に偶然だったんだろうか……



俺、思うんだ……



きっとこれは運命…必然だったんだって。





俺、今凄い幸せ……



俺の幸せは今ココから始まる。






fin...




逆ハーは相変わらず苦労します。

いや、私の場合はですけどね。なんかサスケとネジ、どちらの発言か分からないシーンが!!

スミマセン;;私が書くと不明に…;(泣)

でも逆ハー大好きなんでw苦労しますが頑張りますw(笑)



この作品は、千尋様宛て隠しページリクエスト作品です。

如何だったでしょうか?

気に入って下さると嬉しいですw



この作品は千尋様のみお持ち帰り可能です。

隠しページ発見おめでとうございました。




05.9.20